コンテンツにスキップ

1週間でどれくらい飲んでる?純アルコール量で飲酒量を計算してみる

突然ですが、

この1週間で、どれくらいお酒を飲みましたか?

今日飲んだものなら覚えています。

昨日も、まあ覚えています。

でも月曜日は?

先週の金曜日は?

そう聞かれると、私はかなり怪しくなります。

「そんなに飲んでないと思う」

くらいしか分かりません。

でも、よく考えると「そんなに」は量ではありません。

そこで、1週間に飲んだお酒を実際に数字にしてみます。

「何杯飲んだか」では比較しにくい

Section titled “「何杯飲んだか」では比較しにくい”

飲酒量を振り返るとき、

「ビール2本」

「ワイン3杯」

「日本酒2合」

のように数えることが多いと思います。

でも、お酒は種類によってアルコール度数が違います。

同じ1杯でも、ビールとワインとウイスキーでは含まれているアルコールの量が違います。

そこで使えるのが**純アルコール量(g)**です。

例えば、アルコール度数5%のビール500mLなら、純アルコール量は20gです。

お酒の種類が違っても純アルコール量に換算すれば、同じ単位で足すことができます。

計算方法や、お酒ごとの純アルコール量については、純アルコール量とは?で詳しく紹介しています。

例えば、こんな1週間だったとします。

曜日飲んだお酒純アルコール量
ビール500mL20g
飲まなかった0g
ワイン約200mL約20g
ビール500mL20g
ビール500mL+ワイン約200mL約40g
日本酒2合約40g
飲まなかった0g

合計すると、1週間の純アルコール量は約140gです。

「ビールも飲んだし、ワインも飲んだし、日本酒も飲んだ」だけではよく分かりませんが、純アルコール量にすると、

今週は約140g飲んだ

と一つの数字で見ることができます。

1日平均にすると見え方が変わる

Section titled “1日平均にすると見え方が変わる”

この例では1週間で140gなので、単純に7日で割ると、1日平均20gになります。

でも、実際の飲み方を見ると毎日20gずつ飲んだわけではありません。

金曜日は40g。土曜日も40g。そして火曜日と日曜日は0gです。

つまり、「1週間で何g飲んだか」と「どういう飲み方をしたか」は別の情報です。

週の合計だけを見るのではなく、

  • 何日飲んだか
  • 1日にどれくらい飲んだか
  • 多く飲んだ日はなかったか
  • 飲まない日はあったか

も一緒に見ると、自分の飲み方がもう少し分かりやすくなります。

休肝日があれば、それだけでいいわけでもない

Section titled “休肝日があれば、それだけでいいわけでもない”

以前、「休肝日は週何日がいい?」という記事でも書きましたが、休肝日の日数だけを見ても、実際にどれくらい飲んでいるかは分かりません。

例えば、

Aさん:週5日 × 純アルコール80g、休肝日2日 → 1週間=400g

Bさん:週7日 × 純アルコール20g(休肝日なし) → 1週間=140g

Aさんには休肝日が2日あります。Bさんにはありません。

それでも、1週間の純アルコール量で見ると400gと140gで、かなり違います。

もちろん、これはBさんのように毎日飲む方がよい、あるいは140gなら安全という意味ではありません。

この例で言いたいのは、「休肝日が何日あるか」と「1週間でどれくらい飲んだか」は、別々に見た方がいいということです。

前の記事では「休肝日」を主役にこの話をしました。今回は逆に、「じゃあ自分は実際、1週間で何g飲んでいるんだろう?」というところから考えてみます。

厚生労働省も「自分の飲酒状況を把握する」ことを勧めている

Section titled “厚生労働省も「自分の飲酒状況を把握する」ことを勧めている”

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、飲酒する場合、お酒に含まれる純アルコール量を認識して、自分のアルコール摂取量を把握することが重要とされています。

また、健康に配慮した飲酒の仕方として、

  • 自分の飲酒状況を把握する
  • あらかじめ飲む量を決める
  • 飲酒前・飲酒中に食事をとる
  • 飲酒の合間に水などを飲む
  • 1週間のうち、飲酒しない日を設ける

といった方法が示されています。

ここでも、「何日休んだか」だけではなく、自分がどれくらい飲んでいるのかを知ることが出発点になっています。

でも、毎週思い出して計算するのは面倒

Section titled “でも、毎週思い出して計算するのは面倒”

ここまで書いておいて何ですが、毎週日曜日に、

「月曜日はビール500mL、水曜日はワインを……」

と思い出して計算するのは、かなり面倒です。

そもそも、私がLifeXpを作り始めた理由もここにありました。

今日飲んだ量は分かる。昨日も分かる。でも、

「この1週間でどれくらい飲んだ?」

となると分からない。

だったら、飲んだときに記録しておけばいい。最初はそれだけでした。

記録すると「なんとなく」が数字になる

Section titled “記録すると「なんとなく」が数字になる”

LifeXpでは、飲んだお酒を記録すると純アルコール量に換算して保存します。

そのため、最近どれくらい飲んでいるかを後から振り返ることができます。

選択期間の飲酒状況を示すサマリー画面

例えば、

「今週はそんなに飲んでない」

と思っていたのに、数字を見ると意外と多かったり。

逆に、

「今週けっこう飲んだな」

と思っていても、休肝日が何日かあって先週より少なかったり。

記録してみると、自分の感覚と実際の数字が違うことがあります。

これだけでも、記録する意味はあると思っています。

さらに知りたくなったのが「今どうなってる?」だった

Section titled “さらに知りたくなったのが「今どうなってる?」だった”

ただ、毎日記録するようになると、今度は別のことが気になりました。

飲んだ履歴を見るだけではなく、

最近の飲酒の積み重ねで、今の自分はどんな状態なんだろう?

ということです。

そこでLifeXpでは、最近の飲酒記録などから、飲酒による負担を独自に推定した参考指標「体内ダメージ」も表示しています。

体内ダメージ推移のグラフ。休肝日で下がり、飲酒で上がる

これは血液検査などで測定した医学的な数値ではありません。

実際の臓器の損傷度や血中アルコール濃度を示すものでもなく、LifeXp独自の推定値です。

でも、

「ここんとこ、ちょっと飲みすぎかな」

「今日は飲まないでいいか」

と考えるきっかけにはなります。

自分が普段どれくらい飲んでいるのか気になったら、まず1週間だけでも記録してみると面白いです。

ビール何本、ワイン何杯ではなく、純アルコール量で合計すると何gになるか。

そして、何日飲んで、何日休んだか。

たった1週間でも、「なんとなく飲んでいる」だけでは気づかなかったことが見えてくるかもしれません。

お酒をやめるためではありません。

いつまでも美味しく食べて、楽しく飲めるように。

そのために、まず自分がどれくらい飲んでいるのかを知る。

LifeXpは、そこから始まりました。

ぜひ、ベータ版を試してみてください。


本記事は公的機関の公開情報をもとに整理したものであり、医療上の診断・治療・個別の健康相談を目的としたものではありません。健康上の不安がある場合は医療機関等の専門家にご相談ください。詳しくは運営者情報・情報ポリシーをご覧ください。